市川電蔵事務所

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インプリンティング

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「インプリンティング」という心理学用語があり、一般に「刷り込み」と訳される。
卵殻を割って外界へ出てきたヒナ鳥が、最初に見た動くものを親と認識してしまうことであり、動物園などで生まれた鳥が飼育係をインプリンティングしてしまうというようなこともあるらしい。つまりは、意識の奥底にしっかりとプログラミングされてしまうと言うことか。なんでも、女性の下着に執着するとかの性的フェティシズムもこれに関連付けて説明されることもあるらしいが。うーん僕のインプリンティングはどこで(笑)。
朝鮮半島の隣国に「反日」というインプリンティングがなされていること、これはご周知のことですが。しかしまぁ、ここまで来るとねぇ。
【緯度経度】ソウル・黒田勝弘 気に入らない話は“歪曲”
 韓国で、いや韓国と米国をまたにかけて“日本人少女・ヨーコの話”が大騒ぎになっている。1945年夏、日本敗戦直後の日本人の朝鮮半島からの引き揚げ体験記が、韓国のマスコミなどで“歴史歪曲(わいきょく)”として非難されたたかれているのだ。体験記は在米日本人女性によって書かれた英語の“小説”だが、これを在米韓国人社会が問題にし、韓国でも翻訳出版されていたため波紋が広がっている。
 在米韓国人の子女が通う米国の学校では、韓国人父母などの抗議、圧力(?)でこの本は“禁書”になりつつあるといい、韓国では騒ぎになったため出版社が発売中断の措置を取っている。
  何が問題視されているかというと、引き揚げの際に日本人が韓国(朝鮮)サイドから受けた暴行や略奪など“被害”の記述がけしからんというのだ。植民地支配の加害者である日本人を、被害者のように描いているのは“歴史歪曲”だというのだ。例によって反日感情で興奮気味の一部マスコミは「そんな事実はなかった」などという歴史専門家(!)のでたらめ論評まで動員し、本を非難している。
 この本の原題は『竹の林から遠く(SO FAR FROM THE BANBOO GROVE)』で86年に米国で出版された。著者はヨーコ・カワシマ・ワトキンスさんで年齢は70代前半。韓国では2005年に『ヨーコ物語』として発売されている。
 内容は11歳の少女「ヨーコ」を主人公に、娘2人と母親の3人が北朝鮮の北部の都市・羅南から朝鮮半島を南下し、ソウルや釜山を経て日本に帰国するまでの苦難の道のりや敗戦直後の日本での生活などが、物語風に読みやすく描かれている。日本ではこれまで数多く紹介されてきた戦後の引き揚げ体験記のひとつだが、小説というにはかなり素朴な感じのものだ。
 物語の全体のトーンは、戦争の被害者として軍国主義日本への批判が強く出ている。少女や母の目を通して、平和への願いを込めたいわば“反戦小説”になっている。韓国での翻訳出版もそうした観点に注目した結果と思われる。
 米国では中学校などで推薦図書として副教材的に使われているというが、原書は表紙にソ連軍兵士におびえる少女の姿がイラストで描かれている。45年夏の北朝鮮からの脱出記であるため、物語には進駐ソ連軍や北朝鮮の共産主義者たちも登場する。米国での関心には共産主義批判の意味もあるようだ。
 騒ぎは韓国マスコミの米国発のニュースで始まった。在米韓国人の間でこの本への非難が高まり、教材からの除外要求や登校拒否まで出ていると伝えた。最初に抗議の声を上げたというニュージャージー州在住の韓国人母子は、韓国マスコミで写真付きで大々的に紹介され“愛国英雄”になっている。
 韓国マスコミによると、在米韓国人の不満、批判は、物語の中で韓国人が加害者のように描かれ、とくに日本人女性が住民に暴行される話が登場する部分で、米国社会や韓国人子女に韓国および韓国人を誤解させる“歴史歪曲”の本だというのだ。たとえ小説としても許せないという。韓国マスコミには非難の報道や論評があふれ、韓国での翻訳出版にも非難が浴びせられた。
 本の内容を非難するため「1945年8月15日直後、朝鮮の治安は日本の警察や軍人が相当期間担当したため日本人に対する殺人、婦女暴行など治安不在の状況は発生しなかった」(東北アジア歴史財団研究員の寄稿文)などというひどい“歴史歪曲”まで登場したり、著者について「父は悪名高い細菌部隊の幹部か?」などといった憶測まで流されている(本人は“満鉄社員”だったと説明している)。
 韓国語版の出版社は「加害者・被害者という単純な図式ではなく、歴史や人間を多様に描くのが小説だ。歴史に共通する女性の苦難や反戦・平和のメッセージも込められている。日本人にやさしい韓国人の姿も描かれている。韓国では好評で版を重ねこれまで何ら問題はなかった」と反論していたが、結局は発売中断に追い込まれた。
 若い世代を中心に世論の一端を示すネット世界の反応では、反日的な“ヨーコ物語糾弾”が90%で、「韓国人、韓国社会の未熟さ」や「お手軽愛国心がまかり通る、出版や表現の自由のない社会」と指摘するなど、時流批判が10%程度だ。
 ただ韓国マスコミの名誉(?)のために紹介しておくと、中央日報と韓国日報だけは『ヨーコ物語』を擁護していた。部分的な記述を取り上げ興奮するのはおかしいというわけだ。「日本」がからむと当たり前のことでも韓国ではまだ難しい。(産経新聞 2007/02/03 08:27)

野坂昭如原作のジブリ作品「火垂るの墓」が、「日本が戦争被害者のような描かれ方をしている」という理由で、韓国内での公開が無期限延期されたというニュースも記憶に新しいところだ(朝鮮日報のソース)。朝鮮民族にとって日本人は悪虐非道で傲慢で残忍でメガネで出っ歯でなければいけないのである。それに比して朝鮮民族は高潔で温和で美男美女でなければならないのである。そう、この記事をものされた黒田勝弘氏ら朝鮮ウォッチャーの説く、「あるべき史観」である。
朝鮮民族の輝かしい部分は思い切りライトアップし、恥部は覆い隠しなかったことにする。輝かしい部分がちょっと足りないと思ったら、歴史の断片を換骨奪胎し、美しく作り直す。「こうだったらいいのになぁ」が「こうだったはずだ」になり、それに引きずられて他の部分も「こうあるべきだ」に変わっていく。我田引水というにはあまりに規模が大きい、我田引ダム水力発電みたいな感じである。
「こうだったらいいのになぁ」という考えは、僕にだってある。山ほどある。石野真子が嫁だったらいいのになぁとか、伊藤美咲が愛人だったらいいのになぁとか。歴史上でも、大東亜戦争に勝っていたらいいのになぁとか関ヶ原で石田三成が勝っていたらいいのになぁとか縄文人が弥生人を駆逐していたらなぁとか。
しかしこれは日本では空想とか妄想とかいう類のシロモノである。たしかに最近空想戦記ものとかゆって、ミッドウエー海戦で帝国海軍が勝利したらだの、壮絶な高性能を誇る艦船が米国艦隊を撃破するだのといったSF小説が人気だ。歴史伝奇モノと分類される小説もある。シナにおいても、劉玄徳と諸葛孔明が史実を無視して連戦連勝を飾る「反三国志」という小説がものされたこともある。
これらは読み物であり事実ではないという認識が、日本人もシナ人にも当然ある。ちなみに三国志演義マニアの僕も読んだが、多少文章や設定に破綻が見られるものの、結構面白かったよ。
しかし、朝鮮民族にとっては、このあたりが多少怪しくなる。小説(それも空想小説か出典の曖昧な文献を下敷きにした小説)がしっかりとしたソースとなって、歴史の事実とされる風潮があるのだ。ムロン、反日に関してはソース要らず、反日と言うキーワードこそが事実のソースであるらしい。日本人はすべからく悪辣でなければならず、大東亜戦争当時の本土では、銃後の国民すべてがアジア征服の野望に目をぎらつかせていなければならないのだ。日本人へは決して憐憫の情など傾けてはならない、神にさえ呪われた民族なのである…と教え込まれている。朝鮮半島の北半分の国ならわかるのだが、これは、南半分の国でもそうなのだ。それも、ここ10年くらいはますます苛烈になっている。少なくとも僕がティーンエイジャーの頃の韓国は、ここまでひどくはなかったと思うのだが。
政府の方針というものが、どれだけ重要かわかろうというものだ。韓国のように大統領制の国であればなおさらだ。任期中は、極言すれば彼は独裁者なのだから。ノ・ムヒョン大統領の任期は今年いっぱいで切れる。厄介な隣国がどう変貌していくのか、注目だ。


↑反三国志は、SFですから。三国志演義も半分は小説ですから。
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